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*宗賢院 臺谷戸稲荷 臺の舟地蔵 大庭神社 舟地蔵

(宗賢院)
神奈中バス停の大六天を降りてすぐにある蟠龍山宗賢院曹洞宗寺院で
虚堂玄白により永正2年(1505年)に開山。17の末寺がありました。慶安2年(1649年)に徳川家光より寺領として10石の朱印地を賜りました。

明暦年間(1655年 - 1658年)に火災で堂宇を失ったが宗雪により中興されました。

宗賢院の裏手には大庭景親の居館があったものと伝えられている。

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(臺谷戸稲荷)
宗賢院から徒歩10分位でこんもりと木々で覆われた臺谷戸稲荷に着きます。
この稲荷社の名前の由来は、大庭神社の所在する台地が古来「臺(だい)」と呼ばれ、北側が谷戸(やと=谷を利用した集落)だった事に由来しているそうです。

こんもりと繁った森はタブの木を中心にヒサカキ、ヤブツバキ、、ケヤキ、ムクノキ、エノキなどが混生して「臺谷戸稲荷の森」と呼ばれています。

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(臺の舟地蔵)
臺谷戸稲荷から垂直にのびる道を徒歩5分位で左側にひっそりと臺の舟地蔵が
いらっしゃいます。舟地蔵はその名の通り船に乗った形のお地蔵様で、苦難を乗り切るとされ「波切り地蔵」とも呼ばれています。藤沢市内には嘉永6年銘のこの臺の舟地蔵と大庭城下の舟地蔵の2体があります。

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(大庭神社)
臺谷戸稲荷から大庭城跡方面に徒歩5分位で左側に細い石段があり「大庭神社舊趾」の石碑が建っています。
大庭神社は延長5年(927年)にまとめられた延喜式神名帳(えんぎしき じんみょうちょう)に記載された相模国延喜式内社十三社の内の一社(小社)ですが、二つの論社(比定社)が存在しますがそのうちの一つです。
熊野神社(くまのじんじゃ)とも呼ばれます。江戸時代には「御霊社」、「権現社」と呼ばれていました。
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